令和6年12月24日に2名の校友会代表学生によって、「ぼうさい支援袋」事業で集まった義援金を日本赤十字社福島支部へ届けていただきました。
この事業は、災害時だけではなく病気療養中などにも利用できる防災備蓄セット(約2,000円相当)を、校友会に加入している会員へ特別価格の300円で販売するもので、学生の防災意識の向上を図ると共に、災害時に必要となる備蓄品を揃えるスタートアップとしての役割も果たしています。また、令和6年9月の豪雨による災害「令和6年能登半島豪雨」の発生から3カ月が経過しても、今なお、復興が進んでいない被災地の方々への支援も目的としていて、販売価格300円のうち200円は「令和6年9月能登半島大雨災害による義援金(石川県)」として、日本赤十字社を通じて被災地へ届けられます。
今回の販売では販売総数 141袋、義援金にすると 28,200円となりました。
実際に購入した学生からは、「元々、防災に興味があったため、大学独自の取り組みとして珍しいと思い、気になったから購入しました。昨年、販売が行われた様子をテレビで見ていて、その時から欲しいと思っていたので、今年も販売するなら購入しようと決めていました。」との声が寄せられました。「ぼうさい支援袋」企画は、学生が自ら防災用品を揃えることにも役立っています。
また、日本赤十字社の久保事務局長からは、昨年からの取り組みに対して「大変感謝している。」とのお言葉をいただき、「被災地には引き続き、支援を必要としている方々がいるので、ぜひこの取り組みを続けて欲しい。」との意見も寄せられました。
校友会事務局では、2年連続で行った今回の「ぼうさい支援袋」企画について、学生の意見を取り入れながら今後も販売を継続していく方針です。